芸人のやす子(本名:安井かのん)さんが、5月28日放送の行列のできる相談所で、8年ぶりに漫画を描いて再燃したので今漫画家を目指しているとコメントし、話題となりましたよね。
5年前まで自衛官だったやす子さんは、なぜ漫画家になろうと思ったのでしょうか。
今回は、行列のできる相談所(5月28日放送)やしゃべくり007(2月20日放送)でお話されていたものを中心に、やす子さんが漫画家を目指した理由についてお伝えします。
やす子が漫画家を目指した理由
中学時代に松本大洋に影響を受けて
やす子さんは中学生の時、漫画家の松本大洋さんの漫画を読み、自分も漫画家になりたいと思っていたそうです。
松本大洋さんのピンポンや鉄コン筋クリートなどを中学時代に読み、ピンポンに至っては300回くらい読んだとのこと。
松本大洋さんが描く絵、例えば建物などは定規を使わずにフリーハンドで描かれていて、1コマ1コマがアートのようになっており、やす子さんはそれをよく真似していたようですね。
なお、松本大洋さんの作品は、現在、「むかしのはなし」や「東京ヒゴロ」がビックコミック(小学館)にて連載中です。
自衛官時代に松本大洋へ会いに行く
やす子さんが自衛官だった5年前、松本大洋さんが開くイベントを見に行きました。
松本大洋さんが壁に絵を描くイベントでは、やす子さんは横側前列の席に座り、松本大洋さんの絵を描く姿に見入っていたそうです。
絵を描きたいなぁ、漫画家になりたいなぁという想いは、自衛官になってからもずっと持ち続けていたということですよね。
やす子が一旦漫画家をあきらめた理由
やす子さんは、中学時代に漫画家になりたいと思ったのも束の間、すぐに断念してしまいました。
それはなぜかというと、家庭が貧乏になり、原稿用紙などの漫画に必要な画材が買えなくなってしまったから。
中学時代に、「時間を売る仕事をしている人」という漫画を描いていたんですが、それも未完に終わってしまったんです。
やす子がこれまでに描いた漫画やイラスト
時間を売る仕事をしている人
こちらは、しゃべくり007と行列のできる相談所の時に公開された、やす子さんが中学時代に描いた漫画です。
描かれているタンスや天井、煙は、松本大洋さんの漫画の影響を受けて描いているとのこと。
しかし、途中で画材が手に入らなくなり、未完となっています。
行列のできる相談所で、松本大洋さんからやす子さんへ向けたメッセージでは、未完になっているこの作品の最後を見てみたいというコメントがありましたよね。
果たして、やす子さんはこの作品を最後まで仕上げることはあるのでしょうか。
乞うご期待!
納言・幸との飲み会イラスト
こちらは、2022年12月に投稿されたツイートです。
このツイートを見てはじめて、「えっ、やす子さんって絵上手いんだ!」と思った人が多いのではないでしょうか。
「絵上手なんですね」、「漫画お上手ですね」、「シリーズ化期待」、「はいぃぃ」というコメント多数でした。
こんな日もある
こちらは、行列のできる相談所のために描いた3ページ漫画です。
8年ぶりにこの漫画を描き、やっぱり絵を描くって楽しいと再燃して漫画家をやろうと思うようになったそうですよ。
お金がないという理由で一旦は漫画家になる夢をあきらめたやす子さん、大人になってからある程度何でもできるようになったので、今は芸人を続けながら漫画家になるため走り続けているとのこと。
『中丸雄一漫画家への軌跡!Tシャツなどのイラストも手掛ける』でもお伝えしましたが、KAT-TUNの中丸雄一さんも漫画家デビューしましたので、やす子さんが漫画家になるのもそう遠くないかもしれませんよね。
ちなみに今、やす子さんは読み切り漫画を描いています。
まとめ
明るい性格で、匍匐(ほふく)をしてでも常に前進し続けるやす子さんから、たくさんの元気をもらっている人は多いですよね。
もちろん、私もその一人です。
そんな彼女の今の夢は、漫画家になること。
中学時代に松本大洋さんの作品に憧れて絵の練習したことが、やす子さんが漫画家を目指した理由です。
余談ですが、やす子さんは左利きなんですが、左利きの人って芸術系のクリエイティブな仕事をしている人が多いイメージがありますよね。
やす子さんも、その才能を活かして芸人をやられていますし、漫画にも挑戦しています。
ほんと、尊敬しますよね。