キレッキレのダンスに変顔を披露するアバンギャルディですが、本格的に顔芸をやるようになったのは、実はTHE DANCE DAY(ザ・ダンス・デイ)2023の頃からです。
2023年5月初旬、THE DANCE DAYに向けて練習をしていたアバンギャルディに、何か物足りなさを感じた振付師のakaneさん。
本番直前に、芸人のコロッケさんへアドバイスを求めました。
そこで今回は、アバンギャルディの顔芸の誕生秘話について、コロッケさんの指導内容を含めてお伝えします。
アバンギャルディの顔芸の元ネタはコロッケ
元々ダンスに合わせた顔芸はしていた
アバンギャルディは、「あなただけ見つめてる」や「かもめが翔んだ日」など、数々のダンスを披露していますよね。
アバンギャルディを指導しているのは、あの登美丘高校のバブリーダンスで有名な振付師のakaneさん。
akaneさんは、例えばバブリーダンスではちょっと困ったようなぶりっ子顔をしたりなど、動きはもちろん顔の表情もダンスの一部と考えているそうです。
アバンギャルディの過去のダンスを見ても、目を大きく見開いたり泣きそうな顔をしたりして、ダンスに合わせた顔芸を取り入れていますよね。
振付師akaneがコロッケへ依頼
ただakaneさんとしては、THE DANCE DAY 2023の決勝へ向けて練習をしている際に、今のアバンギャルディには何か物足りなさを感じていたそうです。
そこで、akaneさんは芸人のコロッケさんへ依頼。
アバンギャルディのダンスをどうしたらもっと良くなるのか、アドバイスを求めました。
なぜakaneはコロッケへ依頼したのか
シンデレラ・ハネムーンの曲を使っていたから
コロッケさんは様々な曲や歌とともに顔芸を披露されていますが、その代表作の一つに、岩崎宏美さんのシンデレラ・ハネムーンがあります。
THE DANCE DAYの決勝でアバンギャルディが披露する予定のダンスもシンデレラ・ハネムーンだったため、akaneさんはコロッケさんへ一度ダンスを見てもらうことにしたんです。
ただ踊るだけでなく面白さを追求しているため
「なぜ岩崎宏美さんではなくコロッケさんにアドバイスを求めたの?」と思うかもしれませんが、アバンギャルディのコンセプトは、「面白さを目指した唯一無二のダンス」。
コロッケさんは、シンデレラ・ハネムーンを面白おかしくアレンジされていますよね。
それに、akaneさんが登美丘高校のバブリーダンスを指導していた時にも、当時バブリーダンスをネタにしていた平野ノラさんとコラボしたりアドバイスを貰ったりしていました。
そのため、akaneさんはコロッケさんに協力してもらうよう依頼したんです。
顔芸といえばコロッケだから
akaneさん自身も、アバンギャルディのダンスに対して何か物足りなさを感じており、ダンス全体の雰囲気や踊っている時のメンバーの表情を見てもらおうと思ったのでしょう。
コロッケさんはものまね四天王でありながら、実際には本人に似せようとするのではなく、顔芸や動きなどを誇張した面白さで人に笑いを与える芸風ですよね。
アバンギャルディの足りないところを埋めるために、コロッケさんがやる岩崎宏美さんの顔芸を取り入れることが必要不可欠だったんです。
アバンギャルディに足りなかった顔芸
誰でもダンスは一生懸命練習するものですが、アバンギャルディのダンスに関しては、一生懸命さが相手に伝わってはいけないと見抜いたコロッケさん。
ダンスの途中に突然変顔をして、そして真顔に戻る面白さ、真顔から変顔をする面白さ、それからそれを全員で揃える面白さがあってもいいんじゃないかとアドバイスしました。
アバンギャルディはダンスに集中するあまり、表情が険しくなっていたみたいですね。
- まずアゴを突き出す
- その次に上を見る
- そして真顔に戻る
表情を変えるのに1秒かかってはいけない
THE DANCE DAY 2023の結果
アバンギャルディは、総勢40組のうち7位で決勝進出。
優勝は逃したものの、決勝では7人の審査員から1票を獲得して同率3位でした。
(優勝は3票を獲得したN’ism)
まとめ
アバンギャルディの顔芸は、結成当初から話題になっていましたが、面白さを兼ね揃えたのはコロッケさんが指導してからのようですね。
その甲斐もあって、THE DANCE DAY 2023では3位を獲得し、AGT(アメリカズ・ゴット・タレント)でも大好評でした。
最近では、映画M3GANのダンスもしているようです。
これからもっと色々なアバンギャルディのダンスが見られると思うと、ワクワクしますよね。
人生の楽しみが一つ増えたような気がします。