チャンネル登録者数400万人を超える5人組のYouTuber、コムドットのリーダーであるやまとさんが、2023年4月に上智大学を中途退学したと自身のInstagramやYouTubeなどのSNSで報告しました。
コムドットのやまとさんがなぜ上智大学を中途退学したのか、そして指定校推薦枠で入学したのに母校の高校へは迷惑がかからないのかなど、たくさんの意見が寄せられています。
その中には、「自分たちは道を開けろと言っておきながら、通り過ぎた道を潰すのはダサすぎる」、「一般人なのになぜ有名人気取りでエラそう」などという否定的な意見が多いようです。
そこで今回は、コムドットのやまとさんが上智大学を中途退学した理由と、指定校推薦枠や彼の学歴はどうなるのかなどについて、お伝えします。
コムドットやまとの中途退学の理由
YouTube活動などが忙しいから
YouTuberとしてもTikTokerとしても活躍しているコムドットのやまとさんですが、上智大学を中途退学する理由について、動画撮影などが忙しくてスケジュールが合わず、現実的に通えないと語っています。
2023年4月10日からは、フジテレビ系の関東ローカル番組で、「コムドットって何?」という冠番組が放送されることもあり、今まで以上に撮影が忙しくなったからでしょう。
実は休学をしていた時期があった
実はやまとさん、以前上智大学を休学していたことがあります。
やまとさんは2017年4月に上智大学に入学しており、本来であれば2021年3月には卒業のはず。
しかし、2018年10月1日からYouTube活動を行い、勉強する時間を取れなかったため、その後2年間ほど休学しています。
復学したのは、2020年5月。自身のツイートで明らかにしています。
なお、妹でYouTuberのせいらさんは、3月に大学卒業を報告しており、「2個下の妹に先に大学を卒業された」とも話しています。
同学年の年下にタメ口を聞かれて
コムドットやまとさんが上智大学を中途退学するきっかけとなったのは、在学中に同学年の年下にタメ口を聞かれてカチンときたからというもの。
休学を繰り返していましたので、同学年には年下が多くなります。
やまとさんは、オンラインのゼミのようなものに出席した時に、同級生にタメ口で「名前なんていうの?」と聞かれて腹がたったと話しています。
「大学のオンライン授業出たときに、ゼミみたいので(他の学生が)めちゃくちゃタメ口で“名前なんていうの?”とか聞かれたときに、めちゃめちゃカチンときちゃって。しょうがないことなんだけど、礼儀がなってないなと」という。
「一応、2個上だったから、俺。“もうちょっと鈴木君も喋ってよ”とか言われたときに“なんじゃお前は。俺が喋ってるの見たいなら動画見ろクソが”と思ってしまった自分が嫌になり、そこから休学とかいろいろした」
Sponichi Annex(https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/04/03/kiji/20230403s00041000192000c.html)
コムドットやまとの退学は指定校推薦枠に悪影響?!
指定校推薦枠とは?
指定校推薦とは、大学が指定した高校の生徒のみが出願することができる制度で、高校内での選考により大学へ推薦されます。
高校側が大学へ推薦できる人数(枠)は決まっていますが、指定校推薦の校内選考を突破して、指定校推薦を大学に出願した時点で大学に落ちることはほとんどありません。
そのため、指定校推薦枠が設けられている高校の生徒は、高校在学中に、指定校推薦枠を狙って学業に励む者も少なくないのです。
指定校推薦枠が消える可能性を否定できない
コムドットやまとさんは、「指定校の件に関しては、今回の決断の前に可能な限り調べましたが、直接的な言及は見つかりませんでした」と話しています。
しかし、指定校推薦枠が消える可能性はゼロではありません。
実際に、指定校推薦により某私立大学で進学した人が中途退学し、その年から指定校推薦枠がなくなったという事例もあります。
ただしこれは、あくまでもそういう事があったという話で、基本的には大学と高校との協議により指定校推薦枠の有無が決まることでしょう。
コムドットやまと直接謝罪する
もし母校の指定校推薦枠が上智大学から取り消された場合は直接謝罪すると、やまとさんは約束しています。
「もし万が一、僕の退学が原因で今後の推薦枠に影響が出たことがあればその時は志望していた生徒に直接謝罪しにいこうと考えています」と約束した。
東スポWEB(https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/259169)
今回の中途退学は勇退ではない
勇退とは、後進に道を開くために進んで職を辞することをいい、よく組織の若返りを図る時にこの言葉を使います。
今回やまとさんは、自身の中途退学のことを「勇退学」(勇退と退学をかけ合わせた造語)と言っていますが、実際のところどうなのでしょうか。
上智大学に指定校推薦枠で入っておきながら中退するため、場合によっては母校の指定校推薦枠が取り消される可能性があります。
そのため、「“コムドットが通るから道をあけろ”と偉そうに言っておきながら、自分の通った道を塞ぐの草」や「一般人が芸能人ヅラでダサい」などと散々に言われているのです。
今回の中途退学を格好つけて勇退学などと言ってしまったこともあり、余計にアンチが増える結果となりました。
チャンネル登録者数1000万人を超えている某しゃちょーや、絶賛炎上中のSexy Zone菊池風磨さんも、多忙のにもかかわらず大学を卒業しています。
特にやまとさんの場合は、指定校推薦枠で上智大学へ入学しているので、卒業してはじめて勇退と自信を持って言えることなのではないでしょうか。
コムドットやまとの最終学歴は?
最終学歴は中央大学附属高校
上智大学を中途退学したため、コムドットやまとさんの最終学歴は、東京都小金井市にある私立の中央大学附属高校となります。
中央大学附属高校は、上智大学から指定校推薦枠をもらえるくらいなので、さぞ頭が良い高校なのでしょうと思いますよね。
はい、そのとおり。偏差値68〜69の超難関高校です。
また、中央大学附属高校は1909年開校で、自由な校風で知られています。
やまとさんは在学中、水泳部に所属しており、上智大学の推薦枠が欲しくてかなり勉強したそうです。
中途退学した上智大学は総合グローバル学部
やまとさんが入った上智大学の学部・学科は、総合グローバル学部総合グローバル学科です。
こちら、なんと偏差値65以上の難関の学部です。
上智大学自体、早慶上智(そうけいじょうち。早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学のこと)といわれるほど、日本で偏差値が高い私立大で有名なんですけどね。
やまとさんは上智大学を中途退学ですので、今後どこかの大学へ入学&卒業しない限り、最終学歴は高卒となります。
まとめ
- YouTube活動などが忙しいから
- 実は休学をしていた時期があった
- 同学年の年下にタメ口を聞かれてカチンときた
- 指定校推薦枠が消える可能性を否定できない
- もし指定校推薦枠が消えたら生徒に直接謝罪すると約束
- 勇退とは、後進に道を開くために進んで職を辞すること
- 場合によっては母校の指定校推薦枠が取り消される可能性がある
- 後輩の道を閉ざすことになりかねない
- 超難関校の中央大学附属高校
- 上智大学は総合グローバル学部にいた
- 今後どこかの大学を卒業しない限り高卒