蛙化現象は日本だけでなく海外でもあり、ICK(いっく)といいます。
そもそも蛙化現象とは、片想いの相手が自分に対して好意があると分かった時、その恋心が冷めてしまうことをいいます。
これは、一般的に女性に多い現象ですが、男性にも起こり得ること。
蛙化現象の由来や詳しい内容については、『蛙化現象の意味が最近変わった⁉最初の意味と蛇化現象との違い』で話していますのでそちらをご覧ください。
今回は、蛙化現象の海外版ICKについて、日本との違いやどのような考えでどうやって克服しているのか、カリフォルニア大学の学生へのインタビューの動画を元にお伝えします。
蛙化現象を海外ではICKという
先程もお伝えしたように、日本でいうところの蛙化現象を、海外ではICKといいます。
ただどうも、ICKを経験している学生は、日本に比べると少ないようです。
カリフォルニア大学の学生へのインタビューでは、蛙化現象を経験している人はあまりいませんでした。
その中でも、蛙化現象を思い当たる節がある人が数人おり、そのタイプが主に2つに分けられます。
①追いかける恋をしていたい
『好意を持たれると気持ち悪くなる現象とは⁉蛙化現象5つの理由』でも話したとおり、蛙化現象が起きる原因の一つに、狩猟本能が挙げられます。
これは、どちらかというと男性に多く、男っぽい女性にも見られる現象です。
カリフォルニア大学の学生の場合も、恋をずっと追いかけていたくて、相手が振り向いた瞬間に冷めてしまったという人がいました。
つまり、できれば妄想の中で恋をしていたいということですよね。
相手が振り向いた瞬間、急に現実的になるので、恋が冷めてしまうようです。
②自尊心が低い
アメリカの場合、デートするのはカジュアルで、それを恋愛だと思っている人は少ないみたいですね。
イチャイチャ文化によって違うのでは?という学生もいました。
デート=付き合うということではないので、異性とのデートの壁は日本に比べて低いようです。
一方で、インタビューした人ではなかったのですが、その友人で、自尊心や自己肯定感が低く、自分は恋愛できないと思っている学生もいました。
自分は人から愛されるような人間ではないと…。
これは、ICKだけでなく、日本の蛙化現象にも言えることなのかもしれませんよね。
蛙化現象は恋愛で解決できる⁉
あくまで、インタビューした学生の話ですが、恋愛を重ねることによって蛙化現象を克服できるということ。
蛙化現象が起きても、元々は好きだったはずなので、1回くらいはデートしてみる。
それも、いきなり付き合う必要はなく、チャット(LINEなどのこと)やデートを何回か重ねた上で、付き合うかどうか決めたら良いのでは?という意見がありました。
もっともな意見ですよね。
急に距離を縮めようとすると恋心が冷めてしまうことがあるので、段階を踏みながらある程度の距離を保ちつつ、恋愛を楽しむことが大切でしょう。
最近の蛙化現象は理解できない
ICKを経験していたり、経験していなくてもなんとなく理解できるという学生はいたものの、日本人の10代〜20代の間で流行っている最近の蛙化現象は理解しかねるという声もありました。
最近の蛙化現象とは、男性の些細な好意に引いてしまって恋愛が途切れることをいいます。
- 相手のことを本当に好きというわけではないのでは?
- 完璧を求め過ぎている
- 理想が高いね、このまま付き合っていても上手くいかないよ
- 恋愛経験が少ない証拠
- もっとオープンに、気にせずに心を広く
など
海外の恋愛は、日本に比べてオープンだったり寛容だったりしますので、最近の日本の女子の蛙化現象に疑問を持つ海外の学生は多いようです。
まとめ
蛙化現象は海外の人にもあることで、海外ではICKといいます。
しかし、日本に比べると海外では少ないようですね。
なぜ蛙化現象が起きるのかについては、『好意を持たれると気持ち悪くなる現象とは⁉蛙化現象5つの理由』で話していますので、合わせて確認しておきましょう。
一方で、最近の日本で起きている蛙化現象には理解できないという海外の学生が多くいました。
男性の些細な行為に冷めてしまうのは、女性自身の経験が少なく成長できていないからだということのようですね。
ちなみに、いくら海外の方が日本よりも恋愛がオープンだからといって、流石にバースデーセ◯クスには引いたという話もありました。
男性は、女性が不快に感じるような気持ち悪い発言をしないよう注意しましょう。