迷惑系動画配信者であるジョニー・ソマリがようやく逮捕されましたよね。
これには、私たち日本人だけでなく、海外のYouTuberなどの動画配信者の人たちも喜んでいます。
しかしその喜びも束の間。
ジョニー・ソマリという名前は、本名ではなくあくまでも活動名。
そして、彼には他に4人の仲間がいて、全員が逮捕されたわけではないのでまだ安心できません。
しかも、ジョニー・ソマリはすぐに釈放という可能性も否定できないんですよね。
そこで今回は、ジョニー・ソマリが逮捕される決め手となった動画や逮捕された瞬間の動画を元に、彼の悪行とその後についてお伝えします。
ジョニー・ソマリとは何者?本名はカリド
Kickの迷惑系動画配信者
ジョニー・ソマリは迷惑系外国人YouTuberであると報道しているメディアもありますが、彼の主要媒体は「Kick」という動画配信サービス。
数々の悪行をKickで生配信して稼いでいたKickerです。
その動画をYouTubeなどにもアップしていたので、一部のメディアでは彼を迷惑系外国人YouTuberと謳っていますが、細かいことを言うとYouTuberではないんですよね。
これには、他の海外YouTuberの人たちも一緒にしないでほしいといった感じでしたね。
Kickとは動画ライブ配信サービスで、日本でいうところのSHOWROOMのようなもの。
欧米で人気の動画ライブ配信サービスはTwitchだが、それに競合する新興勢力として2022年からサービス開始。
Twitchの収益分配が基本「配信者:Twitch=50:50」(一部70:30)に対し、Kickは今のところ「配信者:Kick=95:5」である。
Kickは出来たばかりの新しいサービスのため、今後、収益分配の比率が変わる可能性はあるが、Twitchに追いつき追い越せの最も勢いのあるプラットフォームである。
ジョニー・ソマリの本名はイスマエル・ラムジー・カリド
ジョニー・ソマリの本名はイスマエル・ラムジー・カリドで、アリゾナ州出身のエチオピア系アメリカ人。
身長は157cmと意外にも小柄。
一方で彼は、ソマリア(アフリカのエチオピアの隣の国)出身だと自分では言っていました。
いずれにせよ、早く国外追放して今後一切入国禁止にしてほしいですよね。
逮捕の理由は不法侵入
ジョニー・ソマリが逮捕された理由は不法侵入で、今はまだ勾留(こうりゅう)状態。
その後、刑事手続を踏んで起訴されれば、3年以下の懲役または10万円以下の罰金(住居侵入罪又は建造物侵入罪)となります。
ちなみに、ジョニー・ソマリの仲間の一人であるジノ(撮影者)も同じく不法侵入で逮捕。
問題なのは、逮捕の理由が不法侵入のため、ジョニー・ソマリとジノが罰金を払って保釈されると、また日本各地で悪行を繰り返す可能性があるんですよね。
ジョニー・ソマリが配信していた動画を全て検証して、更に罪が重なるケースもありますが、彼が留置所などに拘束されている間は、私たちの税金で飯を食うことになるのも腑に落ちません。
彼と仲間たちを国外追放して出禁にすることが、何よりも良い方法なのではないでしょうか。
ジョニー・ソマリ逮捕の瞬間と決め手となった動画
ジョニー・ソマリが逮捕される瞬間の動画
ジョニー・ソマリの逮捕の決め手となった動画
ジョニー・ソマリの仲間は4人いる!
ジノ(ジョニー・ソマリと共に逮捕)
Jino, who is Johnny Somali's friend and accomplice, didn't know Japanese police were waiting for him outside his hotel. He has now been arrested and is being escorted to the police station. #jino #johnnysomali #ジョニーソマリ #Japan pic.twitter.com/ay9KyY7HqT
— k7 (@k7bb7) September 21, 2023
ジョニー・ソマリと共に逮捕されたジノ
ジョニー・ソマリの仲間は、今のところ4人いることがわかっています。
その一人が、ジョニー・ソマリがビルに不法侵入した際、動画撮影をしながら一緒に入っていたジノ。
本名や国籍は不明ですが、彼は過去に、女性の下半身を盗撮したり女性に「レイシスト」(人を見下す差別用語)と叫んだりする動画を投稿しています。
この件も起訴されることを願いましょう。
トゥーランスパイディ
ジョニーソマリ。彼がどんな配信をしていたのか?見ておいた方がいいです。ナンパされてヘラヘラ着いて行ったら、動画撮られて売られていて、気付いたところで、もう後の祭りです。少しは警戒して下さい。。。。。
— 進撃のJapan (@roketdan2) September 24, 2023
pic.twitter.com/xyxKIVvfTn
右の緑のタンクトップがトゥーランスパイディ
ジョニーソマリやその仲間に賛同してる人達…
— 兎月オリちゃん🌙🐰ྀི (@oriii_chance) September 26, 2023
私人逮捕系youtuber持て囃してたときもだけどほんとさぁ…pic.twitter.com/XtXWcKCsFt https://t.co/8oSneFS4Hx
トゥーランスパイディの本名はトゥラン・ウィリアム・サリスで、オーストラリア出身。
彼は、2023年8月末に女性に痴漢したとして、一度逮捕されています。
また、8月30日には「YOUは何しに日本へ?」(テレビ東京)の取材を受けた直後、空港内の授乳室へ侵入し、その動画をライブ配信。
その後も、女性車両に潜り込んだり、犬カフェで柴犬を虐待するライブ配信を行うなど、ジョニー・ソマリに引けを取らないゲスっぷりを披露していました。
トゥーランスパイディは現在、沖縄に滞在orオーストラリアへ帰国のどちらかという情報があります。
9月13日の時点ではまだ沖縄でライブ配信を行っていたので、沖縄の人は要注意ですね。
SHO鈴木
#迷惑系配信者,#ジョニーソマリ,情報。
— ばか師匠 (@bakashishou) August 30, 2023
配信【https://t.co/sWx4BtQ6K9】
日本人、SHO鈴木と一緒です。
現在、大阪・アメリカ村のお店にいます。
本日、3回目の大阪府警。荷物検査をされる。
ライブ配信をするため通報が多い。
【https://t.co/o3IZJHMdby】#関西,#johnnysomali,#迷惑行為, pic.twitter.com/TyT8cYWe0Q
ジョニー・ソマリの3人目の仲間は、日本人であるSHO鈴木。
彼が使っているプラットフォームもKickであり、再生数稼ぎのためジョニー・ソマリと共に活動していたと考えられます。
SHO鈴木のKickのチャンネル名は、大谷翔平選手の代名詞をパクった「SHO TIME」。
彼はまだ逮捕されておらず、現在も大阪を拠点として活動しているので、大阪の人は注意しましょう。
ハリソン
拡散希望‼️#ジョニーソマリ
— Ajinomotozou The world (@po6KzqPk6n40855) September 23, 2023
ジョニーソマリの仲間❗️
9月24日緊急来日❗️
目的は日本人女性❗️
ナンパ、盗撮、性行為を配信❗️ pic.twitter.com/ph9R9gkcZS
ジョニー・ソマリの4人目の仲間は、ハリソン。
ジョニー・ソマリが逮捕された後、来日しました。
彼の目的は、ナンパや盗撮、性行為を生配信すること。
特に、ナイトクラブなどで獲物を狩ることが多いようです。
ジョニー・ソマリの悪行まとめ
ジョニー・ソマリは、建設中のビルに不法侵入しただけでなく、スイカを食べながら福山通運のトラックに無断で乗車したりなど、数々の悪行を行っています。
それらの悪行について、デイリー新潮がある程度まとめていましたので紹介します。
デイリー新潮(https://www.dailyshincho.jp/article/2023/09291101/)
- 安倍晋三元首相の写真をスマホに写し、左手を銃の形にして撃つ仕草を見せた
- 運送会社のトラックに無断で乗車し、積荷のスイカを食べた
- 電車の車内でダンスを踊る
- 赤信号で車道に飛び出し、車の通行を妨害
- コンビニの店内で騒ぎ、店員に注意された後、商品を購入する際に1000円札を投げる
- 高齢者と思われる女性の自宅に覆面姿で無断侵入。女性が狼狽する様子を生配信
- 電車内で「私は安倍晋三」「クソ日本人をここから追い出せ」と英語で暴言を吐く
- ポータブルスピーカーから女性の性的な声を大音量で流す
- 大阪の繁華街で白人にレイシスト(人種差別主義者)と言いがかりをつけ、自身が殴られて昏倒する様子を配信
⑧は仲間のトゥーランスパイディのこと。
⑨は仲間のジノのこと。
ジョニー・ソマリはなぜ日本で活動していたのか
ジョニー・ソマリは、アリゾナ州出身のエチオピア系アメリカ人であり、故郷はエチオピアの隣りにあるソマリアだと言っているのに、なぜ日本で活動していたんでしょうか。
その主な理由は2つあります。
①日本は外国人観光客が多いから
現在の日本の経済状況は過去最低で、円安の勢いも止まりませんよね。
円安ということは外国人にしてみれば日本のものが安く買えるため、日本に関する動画が海外で結構流行っているんです。
そうでなくても日本の文化や風情が好きという外国人も多くいるため、日本の街並みを映した動画は再生数が上がるようですね。
特に、「日本にはこんなところがあった」という、私たち日本人でも知らないような場所や店の動画は人気のようです。
ジョニー・ソマリたちも、円安で今がチャンスと捉え、日本の風景を撮影すると共に迷惑動画を撮ることによってヘイトを集め、再生数稼ぎを狙ったのでしょう。
②迷惑をかけても殺される心配がないから
つまり、日本の治安の良さや良心的な優しさを逆手に取ったというもの。
もし、ジョニー・ソマリたちが治安の悪い国で同じようなことをすると、最悪刺されたり射殺されることも考えられますよね。
しかし、日本ではまずそんなことはありません。
ジョニー・ソマリの発言からしても、彼らはかなり日本人を見下しているのではないでしょうか。
「日本ならどんなに迷惑をかけても注意されるだけで殺される心配がない。」と日本人を馬鹿にしているため、日本で迷惑行為をしながらライブ配信を行っていたんです。
迷惑系動画配信者がいなくならない理由
日本の迷惑系YouTuberといえば、へずまりゅうやコムドットが代表的ですが、彼らのような迷惑系動画配信者がいなくならないのはなぜでしょうか。
これは、私たち人間の心理に関係しています。
例えば、ニュース番組を見ると分かるとおり、良いニュースよりも悪いニュースの報道の方が圧倒的に多いですよね。
これはなぜかというと、ポジティブなことよりもネガティブなことの方が2倍注目されやすいからなんです。
想像してほしんですが、
- 「今日の17時までに仕事を終わらせたら5,000円差し上げます。」と言われた時
- 「今日の17時までに仕事を終わらなかったら5,000円いただきます。」と言われた時
あなたならどちらに対してやる気が出るでしょうか。
おそらく②のはずですよね。
私たちは、得られる(ポジティブ)よりも失う(ネガティブ)方に2倍のエネルギーを費やそうとします。
このような感じで、迷惑系YouTuberたちは、良いことを動画にするよりもネガティブなことを動画にした方が再生数を稼ぎやすいと知っていてやっているのではないでしょうか。
YouTubeを始めとした今の動画配信サービスの多くは、批判的なコメントの有無に関わらず、再生数やコメント数などたくさん注目が集まっているかどうかだけで評価しています。
動画配信サービス側が規制をかけない限り、ネガティブな動画の方が有利で稼ぎやすい仕組みになっているため、迷惑系動画配信者がいなくならないんです。
迷惑系動画配信者に対して私たちにできることは、彼らの動画を見たりコメントしたりしないよう、無視することですね。
まとめ
ジョニー・ソマリの本名や逮捕の瞬間の動画、そして逮捕の決め手となった不法侵入の動画についてお伝えしました。
ジョニー・ソマリの仲間は今のところ4人いることが分かっており、そのうちの2人は逮捕されておらず、まだ日本で活動しています。
また、1人はオーストラリアへ帰ったという話もありますが、沖縄に滞在しているという噂もあるので、逮捕されたジノ以外のジョニー・ソマリの仲間には要注意。
ただ、ジョニー・ソマリやジノも、罰金を払ったら釈放されることもあり得るため、まだまだ油断できませんよね。
一刻も早く国外追放し、入国禁止にしてほしいものです。