「愛してろ大谷」とは、大谷翔平選手が先発登板した日にトレンド入りした言葉です。
5月10日のエンゼルスvsアストロズで、大谷翔平選手が7回3失点の力投を見せました。
その試合の途中、なんと「愛してろ大谷」と書かれたフリープボードを持った男性が映し出されたんです。
これにはTwitter上で、「惜しい!」、「逆に可愛い」、「日本語を勉強してくれて嬉しい」などといった声が。
実は過去に、イチローさんや福留孝介さんがMLBで活躍していたときにも、似たような間違いがありました。
そこで今回は、「愛してろ大谷」とは何か、フリップボードの間違いでトレンド入りした話題を中心にお伝えします。
愛してろ大谷とは何?
日本語を微妙に間違えた男性ファン
大谷翔平選手が4イニング目を投げ終わった時、「愛してろ大谷」というフリップボードがデカデカと映し出されました。
本当は、愛してろ大谷ではなく「愛してる大谷」と書きたかったんでしょうね。
この男性はフリップボードを創る時に、Googleか何かで「I love you, Ohtani.」を日本語に翻訳して書き写したのかもしれません。
平仮名の「る」と「ろ」は似ていますからね。
そこまでの違いがわからず、愛してろ大谷と書いてしまったのでしょう。
いや、もしかすると「愛してけろ大谷」の「け」が抜けていたという可能性も…⁉
まさかの游ゴシック体で手書き⁉
愛してろ大谷のフリップボードを見てみると、キレイな字体で書かれていますよね。
これは游ゴシック体か小塚ゴシック体っぽいですね。
「I love you, Ohtani.」をパソコンでGoogle翻訳すると、確かに游ゴシック体のような字体で表示されます。
それを、印刷してフリップボードにするのではなく、手書きにするところがまた、本当に大谷翔平選手のことが好きなんだなぁと微笑ましくなりますよね。
Love me, Ohtaniは強烈
「愛してろ大谷」を英訳すると「Love me,Ohtani」となり、それを更に日本語訳すると「大谷よ、私を愛して」となります。
「る」と「ろ」の似た平仮名一文字を間違えただけで、全く違う意味になるとは…。
日本語って難しいですよね。
OHTANI NATIONとは何?
「愛してろ大谷」の隣の女性が持っているフリップボードに、「OHTANI NATION」と書かれていますが、これは一体どういう意味でしょうか。
当方、英語に詳しくないためよくわかりませんが、日本語で言うところの「ネット民」みたいな感じで、「大谷民」とか「大谷族」とかいう意味でしょうかね。
この女性の方も、大谷翔平選手のファンであることは間違いないでしょう。
イチローの時もあったフリップボードの間違い
イチローさんがマリナーズで大活躍していた時、縦のフリップボードを作った観客がいました。
その時の画像が残っていないのが残念ですが、ちょっと文章で説明します。
イチローを横で書くきの横棒って「ー」じゃないですか。
それで、現地の人が縦書きにしてしまい、伸ばす棒の「ー」ではなく漢字の「一」(いち)となってしまっていたんですよ。
現地の方からすると、日本語のカタカナの伸ばす棒なんてわかりませんからね。
でも、イチローさんを応援していることは、とても伝わっていました。
福留孝介の「偶然だぞ」ボード
福留孝介さんが中日ドラゴンズからカブスに移籍し、そのデビュー戦の時、こちらも現地のファンの方が間違って日本語訳したフリップボードを掲げていました。
それが、「偶然だぞ」
これは、カブスのスローガンである「It’s gonna happen」を日本語に訳したものですが、なぜか「偶然だぞ」のフリップボードを掲げていたんですよね。
Google翻訳を使うと「それは起こるだろう」と表示されました。
もしかすると当時はまだそこまで翻訳機能が発達しておらず、「偶然だぞ」と表示され、それをそのままフリップボードにしたのかもせれません。
直訳すると「何かが起こるだろう」だが、カブスがスローガンそして掲げるIt’s gonna happenの意味は、「いつか来る、きっと来る」という意味。
決して映画の貞子のことを言っているわけではなく、100年ぶりの優勝を祈願したスローガンである。
まとめ
「愛してろ大谷」という、思わずホッコリとしてしまうことが話題となっていたため、今回お話いたしました。
日本語一文字を、しかも似た平仮名を変えるだけで全く意味が変わってしまうのは驚きですよね。
話題となったTwitterでは、むしろ愛してろ大谷を使っていきたいという意見もありまし、アイドルのコンサートのタイトルみたいだというツイートもありました。
大谷翔平選手はスターでもありアイドルのような存在でもありますからね。
愛してろ大谷というフリップボードを作った男性が、日本人の心を掴んだというお話でした。