MLB二刀流で躍進中の大谷翔平選手。
彼が打つ時は打谷翔平、投げる時は投谷翔平と表現することがありますよね。
そんな中、新たに大谷飛翔平という言葉が一時期トレンド入りしました。
この大谷飛翔平とは、どんな意味なのでしょうか。
今回は、大谷翔平選手の最近の成績を振り返りながら、大谷飛翔平の意味について解説します。
大谷飛翔平とは何?
大谷飛翔平とは、最近の大谷翔平選手が登板する時、相手選手に簡単にホームランを打たれるため、それを揶揄して誕生した言葉です。
「飛翔」という言葉が入っているため、大谷翔平選手が躍進していることを表していると思いきや、そうではないんです。
確かに、7月に入ってからの大谷(投谷)翔平選手が投げる玉は、相手選手がバットに当てたらホームランというイメージがありますよね。
「大谷翔平選手ホームラン打たれすぎでしょ!」という意味で、大谷飛翔平という言葉が誕生しました。
7月から突如成績を落とす大谷飛翔平
被本塁打が自己ワーストの大谷飛翔平
現地時間 | 相手選手 | スコア | 勝敗 | 被本塁打 | 自責点 |
---|---|---|---|---|---|
7/21 | パイレーツ | 8−5 | 勝 | 4 | 5 |
7/4 | パドレス | 5−8 | 負 | 2 | 5 |
6/21 | ドジャース | 0−2 | 負 | 1 | 1 |
6/9 | マリナーズ | 5−4 | ― | 1 | 3 |
6/2 | アストロズ | 2−6 | 負 | 2 | 5 |
5/15 | オリオールズ | 9−5 | 勝 | 3 | 5 |
5/9 | アストロズ | 1−3 | 負 | 1 | 3 |
5/3 | カージナルス | 6−4 | ― | 2 | 4 |
4/27 | アスレチックス | 8−7 | 勝 | 2 | 5 |
最近の大谷翔平選手はよくホームランを打たれるといっても、実際にはどの程度打たれているんでしょうか。
7月21日(日本時間7月22日)のパイレーツとの試合では、なんと4本のホームランを打たれており、大谷翔平選手の今季ワースト記録を更新。
7月21日(19試合に登板)の時点での被本塁打の合計が18になったんです。
毎試合1本のホームランを打たれている計算になりますよね。
なお、これまでは、5月16日のオリオールズ線での被本塁打3本が自己ワーストでした。
自己ワースト記録を塗り替えてしまったんです。
7月の大谷飛翔平の失点がやばい
現地時間 | 対戦相手 | スコア | 勝敗 | 被安打 | 失点 | 自責点 |
---|---|---|---|---|---|---|
7/27 | タイガース | 6-0 | 勝 | 1 | 0 | 0 |
7/21 | パイレーツ | 8−5 | 勝 | 6 | 5 | 5 |
7/14 | アストロズ | 5−7 | 負 | 5 | 5 | 4 |
7/4 | パドレス | 5−8 | 負 | 7 | 5 | 5 |
ダブルヘッダーのこの日(現地時間7月28日)、MLB初完封の後に2打席連続ホームランはすごかったですよね!
2本目のホームラン後、大谷翔平選手は腰の痙攣を起こし、途中交代となりました。
そして、「人間アピール」というワードがトレンド入りしましたね。
ただ、被本塁打以上にやばいのが、7月に入ってからの大谷翔平選手の失点が毎回5点。
6月27日(日本時間6月28日)でのホワイトソックス戦で指の爪が割れたのと豆ができたため、それが響いているのでしょう。
これまでも、大谷翔平選手が5失点する試合はありましたが、3試合連続で5失点は初めてのこと。
(7月21日時点では、今季6失点以上したことがない。)
指の怪我の影響だとは思いますが、大谷翔平選手自身も思うように投げられないことに、苛立ちを隠しきれていませんよね。
早く怪我を治して、序盤の大谷翔平選手の投球を見ることができるよう、願いましょう。
投谷翔平を援護する打谷翔平
大谷翔平選手が登板する時って、打席で結構打っている気がしませんか。
自分で自分を援護するみたいな感じで…。
そのうち、ホームランをどれくらい打っているのか数えてみました。
すると、大谷翔平選手登板時のホームラン数は5本。(7月21日時点)
ヒット数となると、かなりたくさん打っています。
『大谷ホームラン「このバーベキューはイイですね」の意味と理由!』のような感じで、投手としての成績が振るわなかった分、バットで取り戻すといった感じでしょうか。
打たれたら打ち返す、それが大谷飛翔平選手のようです。
まとめ
大谷飛翔平とは、「飛翔」という言葉が入っているので、一見、大谷翔平選手が活躍していることを指しているかと思いきや、実は彼が登板時にホームランを打たれることが多いのを揶揄した言葉なんですね。
大谷翔平選手は7月21日時点で、6回の登板で5失点を喫していますが、そのうち何と3回が7月の登板。
指の怪我の影響なのか、疲れが溜まってきているせいなのか…。
詳しい原因はわかりませんが、おそらく本人が一番もどかしさを感じていることでしょう。
私達は、彼が試合で飛躍する姿を願いながら応援するしかないですよね。