解散したピスタチオがカップヌードル辛麺CMに出るのはなぜ?

解散したピスタチオがカップヌードル辛麺CMに出るのはなぜ?
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2022年5月31日に解散したお笑い芸人ピスタチオが、日清食品のカップヌードル辛麺のCMに出演しているのはなぜでしょうか。

そして、あのピスタチオ人形を作ったのは誰?

多くの人が、そのような疑問を持っているようです。

色々調べてみると、どうやら日清食品が吉本興業へ依頼したみたいですね。

そこで今回は、解散したはずのピスタチオがカップヌードル辛麺のCMに出演している理由について詳細をお伝えします。

目次

ピスタチオがカップヌードルのCMに出る理由

ピスタチオがカップヌードルのCMに起用された理由

日清食品が吉本興業へ依頼した

ピスタチオがカップヌードルのCMに出演した理由について、様々な憶測が飛び交っていますよね。

例えば、

  • ピスタチオがCMに出たいと日清食品に懇願した
  • 日清食品がとても良い条件を出したのでピスタチオが飛びついた
  • 日清食品はピスタチオが解散したと知らずにCMを作った
  • ピスタチオが解散する前に日清食品と契約していた
  • ピスタチオが再結成するため

などなど。

しかしこれらは、全て違うようです。

日清食品はピスタチオが解散していることを知りながら、吉本興業へお二人の出演を依頼したそうですよ。

解散しても吉本に籍を置いている

ただ、少し疑問に思うのが、なぜ日清食品はピスタチオが解散していると知りながら吉本興業へ依頼できたのかですよね。

特に、伊地知さんはピスタチオ伊地知としてピンでお笑い芸人を続けているものの、相方の小澤慎一朗さんは芸人を辞めています。

そのため、多くの人が「なぜ解散したピスタチオの2人がカップヌードルのCMに出演しているのか?」と疑問に思うのでしょう。

実は、元ピスタチオの小澤慎一朗さんは、芸人は辞めていますがタレントとして吉本興業に籍を置いています。

つまり、ピスタチオはコンビを解散したものの完全に引退したのではなく、お二人とも吉本興業所属のまま。

それで、日清食品が吉本興業へ依頼し、ピスタチオのお二人が出演することになったんです。

日清食品がピスタチオを起用した理由

「ピスタチオがカップヌードルのCMに出演した経緯はわかったけど、なぜわざわざ解散した2人をCMに起用したのだろうか?」という疑問はまだ拭いきれませんよね。

これは、カップヌードルが辛麺であることと、ピスタチオの芸風に理由があるものと考えられます。

辛麺って、見た目がめちゃくちゃ辛そうじゃないですか。

一方、ピスタチオの芸風はどうでしょうか。

お二人とも、白目を剥きながら漫才をしていましたよね。

おそらくそれが理由でしょう。

日清食品としては、辛麺を一口食べると白目を剥きそうなくらい辛いカップヌードルを表現したかったのではないでしょうか。

つまり、「辛麺×白目=話題性」ということで、作られた作品。

なお、日清食品は企画意図について次のように話しています。

カップヌードル辛麺は、ザクザク旨辛焙煎がたまんねぇ。ドロドロ旨辛スープがたまんねぇ。

解散した漫才コンビが再共演するストーリーがたまんねぇ。

実在する人間をわざわざフィギュア化する苦労がたまんねぇ。

たまんねぇほどクセになるダンスをコマ撮りで表現する技術がたまんねぇ。

とにかくいろいろたまんねぇことを伝えるCMです。

選べるおいしさカップヌードル(https://www.cupnoodle.jp/cm/)

わざわざCMにピスタチオ人形を使ったのはなぜか

カップヌードルがピスタチオ人形をCMに使ったのはなぜ?

「ピスタチオがカップヌードルのCMに起用された経緯や理由はわかった。でもなぜフィギュア?」と、まだまだ疑問が残りますよね。

たった30秒のCMに20日間もかけてコマ撮りしたのには、何か理由があるはず。

ということで考察した結果、カップヌードル辛麺のCMにピスタチオのフィギュアを使った理由は主に3つ。

①印象に残るダンスを表現したかったから

1つは、フィギュアならではの動きで表現したかったから。

ピスタチオのお二人は、たくさん動くようなイメージがありませんよね。

コント漫才のように動き回るのではなく、ほとんど動かずに白目を剥きながら漫才をします。

ましては、お二人がダンスを踊ることは今までになかったのではないでしょうか。

ピスタチオのお二人ではなかなか踊ることが難しいダンスを表現するために、フィギュアを使ったものと思われます。

②小澤慎一朗の姿がまぁまぁ変わっていた

カップヌードルのCMにピスタチオ人形を使ったもう2つ目の理由が、小澤慎一朗さんの姿がコンビのときと比べて結構変わっていたからです。

たしかに、CMの小澤慎一朗さんを見ると、コンビを組んでいた時よりもぽっちゃりというかふっくらしていますよね。

そのため、ピスタチオ時代の印象と違ったということでフィギュアを使ったのでしょう。

なお、日清食品は、撮影秘話について以下のように話しています。

「ピスタチオですっ」そんな鉄板ネタでの第一声が期待される中、「おはようございます!」と普通にスタジオ入りした伊地知さん。

そして、外見がまあまあなレベルで変貌していた小澤さん。

2人して、全身黒服のスタッフを偉い人だと勘違いしたらしく、念入りに挨拶をしていました。

一方、入室厳禁の小さなスタジオで束の間の再結成を果たしたピスタチオ人形。

精巧なフィギュアに連日、コマ撮りスタッフの女性が命を吹き込みつづけました。

すべて撮り終えた安堵からうたた寝してしまった彼女が目をさますと、2体のフィギュアはしっかりと手を握り合っていた、ということもなかったです。

選べるおいしさカップヌードル(https://www.cupnoodle.jp/cm/)

③フィギュアのコマ撮りがYouTubeで流行っている

ピスタチオと同じfigmaを使ったコマ撮り

最後3つ目は、YouTubeを中心にフィギュアのコマ撮りが流行っているからでしょう。

どのコマ撮り動画も、再生数が数万回を超えるものばかり。

中には、数百万回数以上の再生数を誇る動画もあるため、フィギュアを使ったコマ撮りCMは宣伝効果抜群ですよね。

日清食品は、結構YouTubeで流行っていることをCMに起用することが多いですよね。

今回の辛麺のCMも、日清食品の広報担当はそこに目をつけ、ピスタチオ人形を使ってCMを制作したと思われます。

ピスタチオ人形の制作者はマックスファクトリー

ピスタチオ人形の制作者はマックスファクトリー
出典:https://www.figma.jp/ja/figma

ちなみに、ピスタチオ人形を作った会社は、マックスファクトリーです。

マックスファクトリーは、美少女フィギュアや超合金ロボをメインに様々なタイプのフィギュアを制作しています。

その中でも、ピスタチオ人形は「figma」という「美しさ×可動」を謳った新世代アクションフィギュアシリーズのようですね。

なるほど、だからカップヌードル辛麺のCMは、あのなめらかなキモい踊りが表現できたんですね。(褒め言葉)

なお、日清食品はカップヌードル辛麺のCMのストーリーについて次のように語っています。

やあ、ぼくはどこにでもいる伊地知人形。

おもちゃたちのリーダーさ。

こっちは小澤人形。

新入りのクセにチヤホヤされていてなんだか気に食わない。

そろそろ一泡吹かせてやらないと。

動いてるところを人間たちに見られちゃいけない、それが僕たちおもちゃの唯一のルール。

家中が寝静まった。

さぁ、ショータイムのはじまりだ。

選べるおいしさカップヌードル(https://www.cupnoodle.jp/cm/)

ピスタチオが再結成するのはいつ?

カップヌードル辛麺のCMを見て、ピスタチオの再結成を望む人が結構いるようです。

ピスタチオはいつ再結成するのでしょうか。というか、そもそも再結成する可能性はあるんでしょうか。

残念ながら、今のところ望み薄と考えられます。

そもそも、ピスタチオが解散した理由は、小澤慎一朗さんが保育士などの児童福祉関係の仕事をしたいから。

結婚して家族ができた小澤さんは、不安定な収入の芸人を続けることに危機感を覚え、子どもが好きということもあって保育士になりたいとのこと。

小澤さんは、今は吉本興業のタレント&放課後等デイサービスのバイトをしながら保育士の勉強をしています。

相方の伊地知さんは、「それって気持ちの問題だから、待つよ。」と言ってくれているそうですが、小澤さんとしては保育士になると心に決めているみたいですね。

医療介護ヘルスケア分野の求人サイト「ジョブメドレー」のインタビューにそう答えていたので、ピスタチオが再結成する確率は低いでしょう。

まとめ

日清食品が、解散したピスタチオをカップヌードル辛麺のCMに起用したのはなぜなのかについてお話しました。

日清食品は、ピスタチオが解散していることを知ってオファーしたようですね。

そして、「辛麺×白目」で辛いカップヌードルを表現したということでしょう。

ピスタチオ人形には、マックスファクトリーの「figma」を使って、たった30秒のCMに20日間もかけて撮影されました。

このCMは契約期間中しかテレビでもYouTubeでも見られないのが残念ですが、かなりインパクトのあるCMで、数年経っても記憶の片隅に残ることでしょう。

ピスタチオのお二人は、おそらく再結成することなくこのまま別々の道を歩むことになりますが、吉本興業には所属し続けるみたいですね。

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