アニソン界大注目のスピラ・スピカ幹葉さんは、歩くパワースポットと言われるほど、その明るいキャラクターで皆を元気にします。
そんな幹葉さんですが、実はデビュー前にどのような歌い方をすれば良いかわからず、迷走していた時期がありました。
また、バンド結成当時は幹葉さんを含め4人で活動していましたが、現在ではスピラ・スピカ幹葉としてソロ活動されています。
そこで今回は、スピラ・スピカ幹葉さんのバンド結成秘話や名前の由来、メジャーデビューのきっかけ、幹葉さんのプロフィールなどについてお伝えします。
スピラ・スピカ幹葉はバンド結成時に迷走していた
一家全員ボーカリストで兄に歌を習う
スピラ・スピカ幹葉さんのご家族は、皆ボーカリストです。
幹葉さんのご両親はそれぞれ学生時代にバンドでボーカリストをやっており、お母さんは今でも友人と「ママーズ」というバンドを組んでボーカリストをやっています。
幹葉さんにはお兄さんがおり、家族の中で一番歌が上手いとのこと。
幹葉さんは幼少期に、お兄さんから歌を教えてもらっていたそうです。
中学生でバンド結成
幹葉さんがバンドを組むきっかけとなったのが、中学生の時の文化祭。
その後、高校生でもバンド活動を行っていましたが、中学・高校の時はオリジナルではなく、他の人の曲をコピーしていました。
コピーバンドを行い、その人になりきって歌っていたということですよね。
大学生でバンドを再結成するもキャラに迷走
バンドのメンバー募集サイトに登録し、何人かの人とあった後、元メンバーの人と出会うことに。
そして、スピラ・スピカの前身である「スノーマン」としてバンドを再結成したものの、幹葉さんは今までオリジナル曲を作って歌ったことがありませんでした。
これまでは、コピーバンドとしてその人の真似をしながら歌っていましたが、「自分の歌い方ってなんだろう?」と正解を出せないまま迷走する日々が続いたそうです。
時には、黒い服を着てバンドマンっぽく格好よく見せたり、時にはダラッとした格好で歌ったり、そして時には白いワンピースに裸足で歌ったりと…。
幹葉さんは当時を振り返り、「迷走しながらも、自分がこうだと思ったことを隠さずに振り切ってやることが大事。そうすることで今につながる。」と語っています。
幹葉のメジャーデビューのきっかけが漫画の主人公
チケットを取り置き依頼した人が実は…
スノーマンとして活動していた当時、インディーズとしてライブハウスでライブを行っていました。
その時は既にTwitterなどのSNSがあり、TwitterのDMなどで「ワンマンライブがあるので来てください」と一人ずつ送っていました。
そしてその中で、「1枚取り置きお願いします」という返信があり、「あっ、一人確保できた、ヤッター!」と喜んでいた幹葉さん。
その日のライブ後、その方から名刺を渡され、実はSONYの関係者だということが判明したんです。
その後その方を通じて、メジャーデビューすることになりました。
こういう話って、漫画の世界だけだと普通私達は思うじゃないですか。
でも、実際にあり得ることなんですね。
まさに、漫画の主人公のような生き方ですよね。
2018年のメジャーデビュー時にバンド名を変える
メジャーデビューをするに当たり、きちんとした意味を込めたバンド名にしたいということで、「バンドノート」にアイディアを色々と書き溜め、最終的にスピラ・スピカという名前に決定しました。
バンド名を考えるに当たり、次の3つのことを念頭に考えたそうです。
- 言ってみて気持ち良い
- 検索に引っかかりやすい
- バンド名から曲をイメージできる
ちなみに、スピラ・スピカ以外に考えたバンド名は、以下の通りです。
- スピノラ
- スピノーラ
- Spinola
- スピノスピ
- スピノラーマン
- ラノスピ
- Spinolala
- スピノララ
- コスメ・デ・トーレス
- エバンジェリスト
- ミンストレル
- トルバドール
- トルバドゥール
- アロニプス
- チャールズ・フィニー
など他にも多数
バンドノートにかなりたくさんのアイディアを書いていたんですね。
色々と考えた末、2018年1月6日にスノーマンからスピラ・スピカへ改名しています。
2曲のアニソン代表作
スノーマンとしてインディーズで活動していた頃、メンバーの皆が結構なアニヲタで、機材車で機材を運ぶ時によくアニソンを聴いていたそうです。
その中でも特に、「ラブライブ」というアニソンにハマり、メンバーの人達と「いつか自分たちの曲もアニメの主題歌になったらいいね」と話し、バンドノートにもその夢を書いていました。
そしてそこから数年後、なんと本当にアニソンデビューすることになったではありませんか。
2018年6月放送の「ガンダムビルドダイバーズ」のエンディングテーマを担当し、「スタートダッシュ」がスピラ・スピカ初アニソンとなりました。
2022年2月には、「その着せかえ人形は恋をする」(着せ恋)のオープニングテーマ「燦々デイズ」(さんさんでいず)をリリースし、なんと令和4年アニソン大賞で作曲賞を受賞したんです。
スピラ・スピカの名前の由来
最終的になぜ「スピラ・スピカ」というバンド名にしたのか、その名前の由来は、ラテン語で「生きている限り希望を持つことができる」という意味の「スピラ・スペラ」と、青く光る一等星「スピカ」を掛け合わせて、スピラ・スピカにしたそうです。
スピラ・スピカは、幹葉さんにとても似合っている言葉ですよね。
本当に明るく希望を持ちながら前に進んでいますし、アニソンデビューしたいという夢も叶えています。
迷走していたスノーマン時代とは違い、今は自分のキャラクターを理解しているみたいですので、今後もアニソンを始め、幹葉さんらしい曲を披露することでしょう。
スピラ・スピカ幹葉が好きなアニメ
ちびまる子ちゃん
スピラ・スピカ幹葉さんは、ご自身もアニメが大好きで、特に幼少期の頃から見ているちびまる子ちゃんを、今でも見ているそうです。
髪型もちびまる子ちゃんに似せており、リスペクトしています。
しかしなぜ、幹葉さんはそんなにもちびまる子ちゃんが好きなのでしょうか。
実は彼女、ちびまる子ちゃんに登場するキャラクターのキャラソンがたくさんあるところが好きなんです。
ちびまる子ちゃんのキャラソンとは例えば、「青いクチビルの歌」(唇が青くなっちゃう藤木くん)や「胃腸のマーチ」(胃腸が弱くなっちゃう山根くん)などがあります。
その中でも特に、「佐々木のじいさんの木の生命力をたたえる歌」が好きとのこと。
理由は、歌詞の中にある「風吹く日も 雨の日も いつも木は耐えている じっと立って耐えている」という部分が、幹葉さんと重なるからです。
「幹葉」というのは本名で、天気が悪い日でも耐えてしっかりと立っている木のような、幹がしっかりとしている人になりたいと語っていました。
ぼっち・ざ・ろっく!
ちびまる子ちゃん以外には、「ぼっち・ざ・ろっく!」というバンドアニメにハマっているようです。
ぼっち・ざ・ろっく!には、幹葉さんの友人の鈴代紗弓(すずしろさゆみ)さんが声優として出演しており、友人が出ているから見てみようと軽い気持ちで見始めたのがきっかけです。
最初はバンドアニメとは知らなかったようですが、ぼっち・ざ・ろっく!を見ているうちに、インディーズとして活動していた当時のことなどを色々と思い出し、自分と重なる部分が沢山あると話していました。
スピラ・スピカ幹葉のプロフィール
- 6月14日生まれ(年齢非公開)
- 徳島県出身
- 血液型:O型
- 2013年1月29日にスピラ・スピカの前身であるスノーマン結成
- 2017年12月15日にドラム担当やまと脱退
- 2018年1月6日にスピラ・スピカへ改名
- 2018年8月8日にメジャーデビュー
- 2022年8月末にギター担当寺西とベース担当ますだ脱退
現在はソロプロジェクトとして活動
観る人、聴く人を自然と笑顔にさせる天真爛漫なスマイルヒロイン
歩くパワースポット
前歯を2本だけ綺麗に出す
まとめ
スノーマンとしてバンドを結成した当時、どのような歌い方をすれば良いか自身のキャラクターに迷走していた幹葉さんですが、現在はアニソン界で活躍することを目標にスピラ・スピカ幹葉として活動されています。
幹葉さんの、「迷走しながらも、自分がこうだと思ったことを隠さずに振り切ってやることが大事。そうすることで今につながる。」という言葉は、名言ですよね。
そして実際に、SONY関係者の方にスカウトされ、メジャーデビューするにいたりました。
幹葉さん自身もアニメがかなり好きなので、これから色々なアニソンを作って活躍していくことでしょう。