WBCで大活躍した中日ドラゴンズの髙橋宏斗選手。
彼の実際に着たユニフォームや優勝メダル、優勝トロフィーなどを、3日間だけ間近で見ることができます。
日本代表が2023WBCで獲得した優勝トロフィーは、12球団の本拠地を巡回することになっており、その7番目が中日ドラゴンズの本拠地であるバンテリンドームナゴヤなんです。
ただ、ユニフォームやメダルなどはバンテリンドームナゴヤに展示はされますが、誰でも閲覧可能ということではなく、見るための注意事項がいくつかあります。
そこで今回は、髙橋宏斗選手のユニフォームや優勝メダルなどの展示情報と、髙橋宏斗選手のWBCでの活躍の振り返りについてお伝えします。
WBCトロフィーと髙橋宏斗のユニフォームなど展示

展示時間や場所など
4月28日(金)~30日(日)の3日間、2023WBCの優勝トロフィーと髙橋宏斗選手のユニフォーム及び優勝メダルが、バンテリンドームナゴヤの北側特設会場に展示されます。
日時
- 4月28日(金)13時〜19時
- 4月29日(土)9時〜15時
- 4月30日(日)9時〜15時
展示物
- 2023 World Baseball Classic™ 優勝トロフィー
- 優勝後の集合写真パネル
- 髙橋宏斗選手の優勝メダル
- 髙橋宏斗選手が実際に着用したユニフォーム
(参考)試合開始時間
- 4月28日(金)18時〜(開場16時)
- 4月29日(土)14時〜(開場正午)
- 4月30日(日)14時〜(開場正午)
展示物を見る際の注意事項
展示についていくつか注意事項があります。
まず、展示物を観覧する際には、当日の中日ドラボゴンズ対横浜DeNA戦の観戦チケットが必要です。
観戦チケットがないと観覧できないのはもちろんのこと、例えば4月29日に28日や30日の観戦チケットを持って行っても見ることができない点に注意ですね。
また、バンテリンドームナゴヤは再入場不可となっているので、先に展示物を見てからドームへ入場しましょう。
なるべく試合が始まる前に見に来て、試合が始まったら選手を応援してくださいってことですよね。
展示物については撮影OKとのことですが、混雑が予想されることから、1点につき1回までの撮影となっています。
髙橋宏斗のWBCの試合

髙橋宏斗のWBC通算成績
せっかくですので、髙橋宏斗選手のWBCの試合を振り返って行きましょう。
WBCでは3試合に出場し、投球回数3、防御率3.00、被安打3、被本塁打1、自責点1、奪三振5でした。
日本最年少での出場にもかかわらず、圧巻のピッチングには鳥肌が立ちましたよね。
しかも、世界の強打者相手に、3イニングで奪三振5はかなりすごいことではないでしょうか。
決勝ではMVP2人を連続三振
髙橋宏斗選手のWBCでの一番の見せ場は、やはりなんと言っても決勝戦でのトラウト選手とゴールドシュミット選手というMLBでMVPを獲得している強打者から連続三振を奪ったシーンではないでしょうか。
髙橋宏斗選手は、3番手として5回に登板し、ベッツ選手の討ち取った当たりはリクエストでセーフ判定に。
ピンチの場面で、強打者トラウト選手とゴールドシュミット選手を迎えるという最悪な展開にもかかわらず、二人から見事連続三振を奪ったんです。
合計約83億円の選手から三振を奪い、米メディアから注目を浴びたのでした。
当時の髙橋宏斗選手の心境を東海テレビがインタビューしています。
インタビュアー
決勝のことを振り返ってもらいたいんですけど、まず、登板はどのような状況で伝えられましたか?高橋投手
試合前の準備の時に、順調にいけば5回にいくって言われましたインタビュアー
聞いたときの気持ちは?高橋投手
投げるつもりではいたんですけど、やっぱり自分が一番、実力も下だと思っていましたし、むちゃくちゃ緊張しましたね。震え上がったといいますか。一番緊張していたのが(先発の)今永さんだったので、それを見てたら笑えてきて。「やっぱり俺だけじゃないんだ」って感じで
インタビュアー
5回から3番手での登板でしたが高橋投手
やっぱり、ブルペンのドアが開いた瞬間は足が震えて、ちょっと行きたくない気持ちになった…インタビュアー
1番・ベッツ選手との対戦は、打ち取った当たりだったが、リクエストでセーフになりました高橋投手
サードゴロが上がった瞬間に、「ヤバい、これはセーフになると思って「頼むからリクエストしないでくれ」ってずっと願ってたんですけど、リクエストでセーフになったときは「これで一発打たれたら同点やな」みたいな気持ちは、ちょっと不安な気持ちだったんですけど。村上さんとか源田さんが声をかけてくれたので、思い切って投げることができました。
源田さんは「まずは冷静になって、落ち着いて自分の球を投げろ」という風に言ってくれたのと、宗さんは「本当に自分の球投げて、思い切りいけ、逃げるなよ」っていうことを言ってくれたので、そこはすごく力になりました
インタビュアー
一番のハイライトは、メジャーMVP3回のトラウト選手との対戦。伝家の宝刀・スプリットで、三振を奪いました高橋投手
2ボールになったときは「あ、もう死ぬかな」と思ったんですけど、なんとか追い込んで。本当に覚えてないんですけど、全然、緊張で。結果的にはよかったですインタビュアー
自分でいま振り返っても、信じられない?高橋投手
よく投げたと思いますねインタビュアー
試合の前に、大谷選手が「憧れるのはやめましょう」っておっしゃっていました高橋投手
全員が気持ち的に劣勢になっていたと思うので、その円陣1つでチームがガラッと変わりましたし、あの一言がなかったら、自分は気持ちで負けたままマウンドに上がっていたんじゃないかなと思いますね(以下省略)
東海テレビ(https://news.yahoo.co.jp/articles/5e3a68fd89b5af3f2c5bbace768ad301ec1cceaf?page=1)
準決勝で迷子になる髙橋宏斗
髙橋宏斗選手のある意味一番印象に残ったシーンは、やはり準決勝のメキシコ戦で、ブルペンがわからなくて迷子になるシーンですよね。
佐々木朗希選手に打球が直撃してシリアスになっていた直後に映し出されたので、緊張からのギャップでほっこりした人も多いのではないでしょうか。
ドアラにもいじられていましたね。
本人曰く、練習の時に入れたはずの入り口が閉まっていて、しかも試合が再開しそうでかなり焦っていたとのこと。
この日は試合に出ていないのに、決勝戦と同じくらいのDMが届いたと話していました。
中日ドラゴンズに戻った後の髙橋宏斗選手

泣いたのは柳裕也ではなく髙橋宏斗
記者会見で記者からの、「今日チームに合流されましたが、チームのメンバーはどういう反応でしたか?」という質問に対し、
「そうですね…柳さんが泣きそうになりながら喜んでたのは覚えています。」と答えた髙橋宏斗選手。
しかし、「泣いてたのは宏斗の方なんですけどね、実は。」と、柳裕也選手が後日インタビューに答えていました。
記者会見で事実と勘違いされるような冗談を言ってネタにしてしまうほど、髙橋宏斗選手と柳裕也選手の厚い信頼が伺えますよね。
髙橋宏斗の目標はオリックスの山本由伸
WBCでの経験を活かして中日ドラゴンズが日本一になることが自分の役割だと話す髙橋宏斗選手。
彼は、3年目になる今シーズンの目標を色紙に書き、「3年目の山本由伸超えです。これを目標にがんばります。」と話していました。
今の所、巨人と下位争いをしている中日ドラゴンズですが、髙橋宏斗選手には山本由伸選手を超える大活躍を期待したいですよね。
まとめ
WBCで大活躍した中日ドラゴンズの髙橋宏斗選手の実際に使ったユニフォームや優勝メダル、優勝トロフィーなどがバンテリンドームナゴヤに展示されるという情報をお伝えしました。
期間は4月28日〜30日までで、観戦チケットが必要ですので、お気をつけて。
優勝トロフィーツアーのバンテリンドームナゴヤへの巡回は7番目で、それを逃すと、
- ベルーナドーム(5月12日~14日)
- ZOZOマリンスタジアム(5月16日~18日)
- 福岡PayPayドーム(5月19日~21日)
- 明治神宮野球場(5月23日~25日)
- 楽天モバイルパーク宮城(5月26日~28日)
となります。
観覧する際の注意事項などを今一度確認していただき、観覧後は中日ドラゴンズの勝利を願って応援しましょう。