WBC裏話!決勝前にトラウトのサインボール⁉大谷名言の理由

WBC決勝の円陣前にトラウトのサインボール⁉憧れるのをやめましょうの理由
出典:https://www.gqjapan.jp/culture/gallery/20230322-wbc-shohei-ohtani-samurai-japan-mvp
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「緊急特報!侍ジャパンWBC世界一の熱狂!」と題し、2023WBCの特番が5月7日に放送されました。

WBCが終わってから1か月以上経つのに、なぜ今さら特番を組むのだろうかと疑問に思った人も多いはず。

しかし、番組を見てみると、「へぇ、知らなかった。見てよかった。」と思えるようなWBCの裏話や選手たちへのインタビューの内容が満載でした。

中でも特に、WBC決勝の円陣で大谷翔平選手が言った「憧れるのをやめましょう」の前に、実は通訳の水原一平さんがトラウト選手のサインボールを3ダースも貰っていたことが判明。

そのこともあり、大谷翔平選手が釘を刺したのかもしれませんよね。

そこで今回は、WBC決勝の円陣「憧れるのをやめましょう」の前にトラウト選手のサインボールを貰っていたというWBCのちょっとした裏話や、WBCの名場面と迷場面についてお伝えします。

目次

大谷翔平「憧れるのをやめましょう」裏側でトラウトのサインボールを貰う

緊急特報!侍ジャパンWBC世界一の熱狂!

大谷翔平の名言はトラウトのサインボールから生まれた⁉

WBC決勝当日、練習を終わった後にボールを3ダース(36球)抱えた通訳の水原一平さんが、「監督これいります?」と栗原監督の部屋へ訪れました。

よく見てみると、そこにはトラウト選手のサインボールが。

栗原監督は何気なく「ありがとう」と貰ったそうですが、後で確認してみると、ある侍ジャパンの選手が、トラウト選手のサインボールを貰えるか水原一平さんに聞いたそうです。

そして、水原一平さんがトラウト選手に連絡したら「全員分書くよ」と言って、3ダース分のサインボールを書いてもらったという経緯がありました。

大谷翔平選手は、「憧れるのをやめましょう」とWBC決勝前の円陣で話しましたが、もしかすると大谷翔平選手もこのことを知っていて、あの名言が飛び出したのかもしれませんよね。

もしトラウト選手のサインボールがなければ、大谷翔平選手は別の話をしていたのかも…。

なお、選手たちが試合前にトラウト選手のボールを受け取っていたかどうかは不明です。

憧れるのをやめましょうの名言が出た経緯(推測)
  • WBC決勝の練習を終え、水原一平さんが3ダースのボールを抱えて栗原監督の部屋へ
  • 栗原監督は何気なくボールを貰うとトラウト選手のサインボールだった
  • 他の選手にもトラウト選手のサインボールが渡る⁉
  • それを知った大谷翔平選手が「憧れるのをやめましょう」と選手たちに気合いを入れる

選手が一番憧れているのは大谷翔平

憧れるのをやめましょう,皆が憧れているのは大谷翔平選手本人

「せやねん」という関西ローカル番組で、WBCの裏話について宮城大弥選手がインタビューに答えていたシーンがありました。

そして、「大谷翔平選手が憧れるのをやめましょうと言っていたけど、結局みんな一番憧れているのは大谷さんだと思うんですけど。」と回答。

あぁ、なるほどって感じですよね。

以下、文字起こしします。

インタビュアー
アメリカの空気も含めて、何か違うとこってありましたか。

宮城大弥選手
まぁアメリカの決勝の時に、本当になんか、トラウトだったり、ベッツとかアレナドとかたくさんいましたけど…

インタビュアー
そうですね。

宮城大弥選手
いや、こんな無料で見ていいのかと思いました。

インタビュアー
それもあってか大谷さんが最後ね、「憧れるのを一日だけはやめましょう」って。

宮城大弥選手
でも結局、みんな憧れているのは大谷さんだと思うんですけど。そこはあまり(アメリカの選手に憧れるとは思ってなくて)、僕は「いやそこじゃないですよ」とは思いましたけど。

せやねん(2023.4.22)

MLBの選手でさえ憧れているのは大谷翔平

2023年のMLBオールスターゲーム直前、試合に出場する選手たちへの「最もすごい選手は?」というインタービューに、多くの選手が「大谷翔平」と答えていました。

WBCのときに「憧れるのをやめましょう」と言った大谷翔平選手。

でも実は、日本代表の選手のみならず、MLBの選手までもが憧れているのが、大谷翔平選手なんです。

2023WBCの“迷”場面ベスト3

WBCでは予選も含め、色々なドラマが生まれましたよね。

そこで、記憶に残しておくべく、私の勝手な判断で、このシーンは迷場面でしたよねというのをお伝えします。

ちなみに、なんとなく見栄え的に1位、2位…とランク付けしますが、正直どれもあまり変わらず横並びだと思って見てくださいな。

「自分はこっちの方が1位なんだけどぁ」とか「選ばれていないこのシーンの方が良くないか」とか思っていただいても全然構いません。

第1位:髙橋宏斗 迷子になる

WBC準決勝のメキシコ戦で、佐々木朗希に打球が当たってシリアスになっている時、ブルペンの入り口がわからなくて迷子になっている髙橋宏斗選手が映し出されましたよね。

重々しい雰囲気が漂う中、髙橋宏斗選手のこの行動にほっこりした人も多いのではないでしょうか。

WBC後、髙橋宏斗選手が中日ドラゴンズに合流した時に、このシーンについて早速ドアラにいじられていたのもまた印象的です。

第2位:吉田正尚 パンダになる

WBCの決勝で、最後大谷翔平選手がトラウト選手を討ち取った時、選手の皆はベンチを抜け出してマウンドへ駆け寄りましたが、一人だけ受け身を取っている選手が…。

なんかパンダみたいで可愛いですよね。

この吉田正尚選手のパンダのような動きが、ネット民の間でも話題となりました。

第3位:大谷翔平 痛がる

佐々木ろうき投手がチェコ選手に162kmのデットボールを喰らわす
佐々木選手が相手選手に162kmのデットボールを与える
痛がる顔をする大谷翔平選手
「あれは痛いわ」という顔をする大谷選手

WBCの予選、日本vsチェコ戦で、佐々木朗希選手が、相手のエスカラ選手の左ひざにデットボールを喰らわせてしまいました。

この時の急速は162km。

後日、佐々木選手が大量のロッテチョコレートを手土産に謝罪に行った話は有名ですが、実は、デットボール直後、大谷翔平選手も自分がデットボールを喰らったかのような痛そうな顔をしていたんです。

162kmのストレートが直撃したので、実際に間近で見ていた大谷翔平選手からすると、相当ヤバい感じだったんでしょうね。

2023WBCの名場面集

WBCの名場面については、MLBを始め、色々なところで取り上げられているところですが、ここでも私の独断と偏見により、勝手に名場面を取り上げさせていただきます。

第1位:村神様降臨 準決勝サヨナラ打

これは忘れることがないだろうと思った名場面が、WBC準決勝のメキシコ戦で、最後村上宗隆選手が放った逆転サヨナラ打です。

これには流石に鳥肌が立ちましたし、涙しました。

9回の裏の場面で1点差で負けていて、もうここまでかもしれないなと思っていたところでのあの一打。

2009WBCの韓国戦での、イチロー選手の伝説の一打を彷彿とさせるようなシーンでしたよね。

第2位:大谷翔平vsトラウト

人によっては、こっちの方が記憶に残るでしょと言う人もいるかもしれませんが、ひとまず私の主観で2位にさせていただきます。

同じチームメイト同士で、しかも最後の最後にこの熱い決戦が見られたことが、本当に神がかっているなぁと思いましたが、あなたはどうだったでしょうか。

もしかすると、サインボール36個分がトラウト選手の腕に負担をかけていて勝てたのかもしれません。笑

同率第3位:大谷翔平 自打球ホームラン

WBC予選のオーストラリアとの対戦で、大谷翔平選手が打った瞬間それと分かる特大ホームランを放ちましたよね。

そしてそのボールが、大谷翔平選手の看板へ直撃。

そのこともあって、一時期「自打球ホームラン」というパワーワードがトレンド入りしました。

同率第3位:源田の1ミリ

どうしても外せない名場面をもう一つだけ選びました。

それが、源田の1ミリです。

サッカーの「三苫の1ミリ」とかけて出た言葉ですが、ここをアウトにできたことで試合の流れが変わりましたよね。

源田選手は、このメキシコ選手のスライディングの技術の高さに驚いたと話していました。

まとめ

今回は、「そうだったんだ!」と特に印象深かったWBCの裏話についてお伝えしました。

トラウト選手も、気前が良いというか、日本人選手にサインボールを3ダース(36個)も書くなんて、本当にスターとしか言いようがないですよね。

もしかすると、トラウト選手がサインを書くことで腕を疲れさせるという、侍ジャパンの思惑もあったのかもしれませんが。笑

実際には、トラウト選手のサインボールを侍ジャパンの選手たちが試合前に受け取っていたかどうかは不明ですが、もしそうだとすると、大谷翔平選手が「憧れるのをやめましょう」と言ったのも納得です。

逆にもしかすると、トラウト選手がサインボールを書いていなければ、大谷翔平選手の「憧れるのをやめましょう」という名言も生まれてなかったのかもしれません。

WBCが終わっても、まだまだNPBもMLBも続きます。

今年はどのチームが優勝するのか、そして大谷翔平選手とトラウト選手が所属するエンゼルスはどこまで勝ち進むことができるのか、楽しみですよね。

そして3年後、また新たなWBCで名場面が生まれ、面白いWBCの裏話が聞けることを期待して待ちましょう。

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