山本由伸メジャーいつ挑戦?球団はメッツで2024年契約か

山本由伸メジャーいつ挑戦?球団はメッツで2024年契約か
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2023WBCで優勝に貢献したオリックスの山本由伸選手に、多くのメジャー(MLB)スカウトが注目しています。

特に、「MLBトレード・ルーマーズ」(米移籍情報サイト)の7月版では、注目のNPB選手の1位(MLB全体では4位)に山本由伸選手が選ばれるほど。

(ちなみに、2位はDeNAの今永昇太選手。)

また、日本のファンの間でも、「山本選手はメジャー球団にいつ挑戦するのか」と関心が高まっていますよね。

そんな中、NYメッツが山本由伸選手の獲得にかなり積極的に動いているという情報が入ってきました。

そこで今回は、山本由伸選手のメジャー挑戦はいつで、球団や年俸はどうなるのかなどの情報をお伝えします。

2023年12月22日に、山本由伸選手の移籍先が大谷翔平選手と同じドジャースに決定しましたね。

目次

山本由伸のメジャー球団はNYメッツ⁉

訳:メッツもフリーエージェントで黙ってはいないだろう。山本由伸が最適かもしれない。(コラム)

メッツのGMが山本由伸に接触

MLBシニアライターであり、ニューヨークの現地リポーターでもあるKen Rosenthal(ケン・ローゼンタール)氏が、スポーツジャーナリズムのThe Athleticでメッツが山本由伸選手の獲得に積極的であることを明かしました。

その記事によると、メッツのGMが直接来日して山本由伸選手に接触していたようですね。

メッツのGMと山本由伸選手がどのようなやり取りをしたのかまでは分かっていませんが、スカウトの話だったことは間違いないでしょう。

メジャーリーグのGMの役割

GMとはゼネラルマネージャーの略で、球団全体をマネジメントする人のこと。

球団の経営関係はもちろんのこと、選手との契約更新、トレード、スカウトなどの交渉も行う非常に重要な役割を担う。

山本由伸のメジャー挑戦はいつ?

もし、メッツのGMのスカウトに対して山本由伸選手がOKしたのであれば、2024年にも山本由伸選手のメジャー挑戦が決定するかもしれませんよね。

あとは、山本由伸選手がこのまま調子を落としたり怪我したりすることなくシーズンを終えるのと、オリックスとメッツとの交渉次第でメジャー挑戦が決まります。

また、「メッツが断念したら山本由伸選手のメジャー挑戦は泡のように消えるのか?」という懸念もあるかもしれませんが、おそらく大丈夫でしょう。

というのも、今現在、パドレスやブルージェイズ、レッドソックス、フィリーズなど、8球団以上のメジャー球団が山本由伸選手をリストアップしているからです。

山本由伸選手のメジャー球団は、今のところのメッツが最有力候補ですが、メッツとの契約がこじれたとしても、他のメジャー球団が獲得に名乗りを上げる可能性は大いにあります。

山本由伸のメジャー契約金&年俸はいくら?

他の選手との成績を比較すると…

山本由伸選手の年俸を考察するために、まずは他の選手数名とのメジャー前の3年間の成績を比較してみましょう。

メジャーへ行った順番に並べた、日本での最後の3年間の成績は次のとおりとなります。

ダルビッシュ有(北海道日本ハムファイターズ)

ダルビッシュ有日本ハムの最後3年間の成績

(23歳〜25歳の成績)

年度登板勝利敗北勝率三振失点自責点防御率
200923155.75016736351.73
201026128.60022248401.78
201128186.75027642371.44

2012年に6年5600万ドル(+出来高400万ドル)でレンジャーズと契約

前田健太(広島東洋カープ)

前田健太東洋カープの最後3年間の成績

(25歳〜27歳の成績)

年度登板勝利敗北勝率三振失点自責点防御率
201327157.68215846352.10
201427119.55016161402.60
201529158.65217549372.09

2016年に8年2500万ドル(+出来高オプション)でドジャースと契約

菊池雄星(埼玉西武ライオンズ)

菊池雄星ライオンズ時代の最後の3年間の成績

(25歳〜27歳の成績)

年度登板勝利敗北勝率三振失点自責点防御率
201622127.63212751412.58
201726166.72721749411.97
201823144.77815359563.08

2019年に3年4300万ドル(+契約延長オプション)でマリナーズと契約

千賀滉大(福岡ソフトバンクホークス)

千賀滉大のソフトバンクの時の最後の3年間の成績

(27歳〜29歳の成績)

年度登板勝利敗北勝率三振失点自責点防御率
202018116.64714937292.16
202113103.7699025252.66
202222116.64715637311.94

2022年に5年7500万ドルでメッツと契約

山本由伸(オリックス・バファローズ)

山本由伸のオリックス時代の最後の3年間の成績

(23歳〜25歳の成績)

年度登板勝利敗北勝率三振失点自責点防御率
202127185.78320637301.39
202226155.75020542361.68
202316114.73311821201.57

山本選手の2023年の成績は8月15日現在

契約金は8年で約200億円以上の可能性

今のメッツの日本人投手といえば、千賀滉大選手ですよね。

千賀滉大選手と山本由伸選手を成績だけ比較すると、山本由伸選手の方がかなり良い成績を残しています。

もちろん、成績だけではなく選手の潜在的な能力なども加味されますが、年齢的にも成績的にも山本由伸選手の方が優れているので、5年で7500万ドル(約101億円)の千賀滉大選手よりも高い契約金が期待できるでしょう。

また、同じ年齢でのメジャー挑戦となるダルビッシュ有選手との成績を比較しても、勝るとも劣らずといった感じです。

ダルビッシュ有選手のレンジャーズとの契約金は6年で総額6000万ドル(当時約48億円)ですが、インフレが進んでいる関係で今だともっと値が上がりそうですよね。

カルフォルニア在住のMLBスカウトの話では、8年で1億5,000万ドル(約215億円)からの入札になる可能性があるようです。

山本由伸の年俸はいくらになりそう?

契約金と年俸について簡単に整理すると、契約金は契約した時に支払われる一時金で、年俸は毎年の給料のことです。

契約金が高いとそれだけ年俸も高くなる可能性はありますが、比例しているわけではないんですよね。

ダルビッシュ有選手の2012年(26歳)レンジャーズ移籍時の年俸が約5億5,000万円、最高額はカブスの2018年の年俸で2,500万ドル(当時約27億5,000万円)でした。

そしてメッツの千賀滉大選手の2023年の年俸は、1,400万ドル(約19億6,000万円)。

山本由伸選手の成績やインフレを考慮すると、山本由伸選手の年俸は2,000万ドル(約29億円)以上になるのではないでしょうか。

ただしこれは、あくまでも憶測です。

まとめ

山本由伸選手のメジャー移籍時の球団が、メッツになる可能性についてお伝えしました。

山本由伸選手がメッツに移籍する件については、MLBシニアライター兼現地リポーターのケン・ローゼンタール氏の話によるもののため、確定したわけではありません。

実際にメッツが獲得に動くかは定かではありませんが、メッツが獲得しなくても他のMLB球団が黙ってはいないでしょう。

そうなると、山本由伸選手の契約金は8年で1億5,000万ドル(約215億円)からの入札になる見込みで、年俸は2,000万ドル(約29億円)以上になるかもしれませんよね。

ただしこれは、山本由伸選手が残りのシーズンを怪我なく過ごし、かつ昨年と同等かそれ以上の成績を収めたらの話。

今のところ、山本由伸選手の防御率などが日本ハム時代のダルビッシュ有選手よりも上回っているので、過去最高の契約金&年俸を期待したいですね。

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